インクルーシブ電子黒板 MIRAI TOUCH

STORY

ミライタッチ誕生の背景や、
開発に込めた想いをご紹介します。

弊社が取り扱う従来の電子黒板に対し、お客さまから、価格が高い、スタンドが邪魔、操作を覚えるのが面倒… といった言葉をいただいていました。その声を受け、お客さまに喜んでもらえる本当に良い電子黒板とは何なのか?と検討を繰り返しました。出した答えは「使う人(健常者、障害者、老若男女、ITに疎い方など)を限定せず、誰でも使える電子黒板」。私たちメーカー本意ではなく、使う人が主役となるものを創ろう。それは、電子黒板を触ったことがない人でも、すぐに使える操作性の良さを基本とし、常に進化し続けるものでなければならない。一人ひとりの想いにしっかりと寄り添う。人と人とのコミュニケーションはもちろん、多様化するITにしっかり対応し学びをサポートする。全てを包括するインクルーシブな電子黒板「MIRAI TOUCH(ミライタッチ)」はこうして誕生しました。学びの現場からスタートし、子どもたちの目をキラキラさせる電子黒板でありたい。そして、子どもたちと一緒に成長し、将来、彼らが就職した会社でも再会できるような電子黒板になりたいと思っています。

未来の教育を考える
座談会の開催

電子黒板にインクルーシブ教育の可能性を見た弊社は、障害を価値に変える「バリアバリュー」の視点からユニバーサルデザインを提案する株式会社ミライロに協力を依頼。電子黒板の可能性を模索するための座談会を開催しました。座談会には、車いすユーザー、聴覚障害のある方、視覚障害(弱視)のある学生さん、障害児をもつ親御さん、教育関係者などが集まってくれました。ミライタッチの原型となる電子黒板を実際に触っていただきながら、授業で困っていることや、こんな電子黒板があればいいのに…といった、様々なお声を聞くことができました。

座談会から見えてきたインクルーシブのかたち。それは「選択肢」。
障害者の生活には、「これ」を使ってください「ここ」へ移動してください、といった選択肢が「1つ」しかない状況がほとんどです。「障害者はいつも選択肢が1つだけ。選択肢があったら、感動する」。車いすユーザーの女性とお話をしていて、大きな鍵となると感じた言葉でした。生徒も、先生も、親も、それぞれの選択肢が拡がる。そんな電子黒板をつくりたい。そのためには、利用者の声を聞き、反映し、成長しつづけていくことが必要だと感じています。

参加者の声(一部を抜粋)

  • 車いすユーザー
    Aさん

    教室の黒板は背が高くて届かない

    教室の黒板は、だいたい背が高くて書けないことが多いです。電子黒板のスタンドが昇降できれば、自分でも黒板に書くという体験ができるかもしれません。

  • 車いすユーザー
    Bさん

    休み時間にも自由に使いたい

    休み時間に電子黒板が自由に使えるなら、遊びの選択肢が増えて嬉しいです。

  • 視覚障害者
    Cさん

    タブレットと併用したい

    弱視となると、座席は前方と決まってしまうんですが… 電子黒板とタブレットがあれば、どの座席でも黒板を確認することができますね。拡大も自由にできますし。

  • 視覚障害者
    Dさん

    図形に色がつくと見やすい

    普通の黒板に図形を描かれても、奥行きがつかめず、授業についていけなくなってしまうんです… 電子黒板だったら簡単に図形に色をつけたりして、見やすくする工夫ができそう。

  • 聴覚障害者
    Eさん

    舌の動きが描かれているイラストを搭載してほしい

    英語はとにかく苦手。日本語でもつまずいているのに、英語なんてなおさら読み方・アクセントが覚えられない…。舌の動きが描かれているイラストとかを電子黒板に搭載してもらって…。そうすれば、苦手意識が変わっているかも。

  • 聴覚障害者
    Fさん

    先生の話が文字になれば

    黒板を分割して、先生が話していることが文字になって流れていくなんてことができれば… 他には、手話があるとうれしい。

  • 親(視覚障害児)
    Gさん

    どの学校にもサポートがあれば安心

    学校選びにとにかく苦労しました。ちゃんとついていけるのかな、とかが不安で。どの学校にも電子黒板とタブレットのサポートがあれば、すごく安心です。

  • 親(視覚障害児)
    Hさん

    授業の様子が見られるとうれしい

    授業内容を特別に写真に撮って、家で子どもと一緒に復習することがあるんです。けれど、テキスト読み上げをしようと思っても、先生の字も子どもの字も読めないことがあって… 大変苦労しています。電子黒板を通して、授業の様子などが見られるとうれしいですね。

  • 教育関係者
    Iさん

    生徒に向き合う時間が増えると思う

    何度も同じ授業を行うこともあるので、データが保存できる電子黒板があるのは便利。授業準備の短縮になりそうです。授業準備の時間などが減れば、もっと生徒に向き合う時間が増えると思います。

  • 教育関係者
    Jさん

    要望などを共有できる場やコミュニティを作ってほしい

    学生・教員などが参画できるコミュニティがあるといいですね。日頃の教育に対して思っていることや、電子黒板への要望など、ちょっとしたことを共有できる場を作ってほしいです。