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CASE STUDY

従来のムダな時間を省き、生徒を指導する時間を増やす。駿台が仕掛ける“新しい塾のあり方”を、ミライタッチで実現。

駿台梅田校

導入機器

75インチ液晶ディスプレイ一体型 電子黒板 M75CE2X

お話を伺った方

駿台梅田校 責任者

鳥井 様

駿台梅田校は2023年4月に開校する、駿台の関西初となる医学部を志す受験生のための専門校舎。駿台ではこれまで長年かけて大勢の生徒に授業をしてきたが、授業では黒板を書くことに一生懸命になる生徒が大半だった。また「学力の3要素」である、1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶという観点で、自身で思考する・判断する・表現する力を養うことが必須であり、医学部入試でもその観点が求められる傾向に。その対策が必要不可欠だった。
電子黒板『ミライタッチ』導入をして、黒板をノートに取る時間を削減することを実現。授業が終わった後に電子黒板にQRコードを表示して、そこにアクセスすることで電子黒板の内容を後から確認できるようにした。また電子黒板にすることで、講師が黒板に書く時間を削減でき、生徒に向き合える時間が増えると考えている。
講師の板書時間や生徒のノートへの書き取り時間の不要な部分を解消できるようになる。そうすることで、生徒はノートをとる作業にとらわれることなく講師の説明に集中でき、ムダな時間を省くことで演習への時間を大きく増やすことが可能になる。一人ひとりの生徒の課題に向き合う時間が増えることで、理想の授業ができることを想定している。

ここ数年、ICT環境の発達で、子どもたちの学び方は大きく変わりました。それは学校での教育だけでなく、塾・予備校でも大きな変化が起こっています。今回ご紹介するのは、2023年4月に大阪市・梅田で開校する駿台梅田校[医学部専門校舎]。大手予備校である駿台が仕掛ける、関西初の医学部受験に特化した予備校です。ここでは、従来の予備校の常識を一新するような新しい授業スタイルの試みがされており、その一躍を担うのが電子黒板『ミライタッチ』です。

今回、駿台梅田校が『ミライタッチ』を導入された背景や、これから実現したい授業スタイルについてお聞きしました。それは他社予備校とは一線を画する大きな改革。塾・予備校での教育方法の新しいスタンダードとなる予感もしています。

チョークと黒板が1つもない、新しい駿台予備校。

電子黒板『ミライタッチ』導入のきっかけについて、教えてください。

駿台梅田校 責任者 鳥井 様

駿台梅田校は2023年4月に開校する、駿台の関西初となる医学部を志す受験生(高校生・高卒生)のための専門校舎です。今回、全教室に『ミライタッチ』を導入いたしました。電子黒板導入の理由は、いろいろあるのですが、一番の狙いとして挙げるならば、「生徒の成績向上には欠かせない」と考えたためです。

これまで長年かけて、駿台では大勢の生徒を見てきたのですが、授業で板書をとることに一生懸命になる生徒が大半なんですね。黒板の内容を書くことだけで満足してしまいがちなんです。でも実は授業で大事なことは、黒板に書かれた内容ではなくて、講師が喋ったことの方に多いのです。だからこそ黒板を書くことに必死になるのではなく、講師が喋ることに集中できるような授業スタイルが必要でした。その点でいくと、電子黒板なら書かれた内容をスクリーンショットでキャプチャに残せたりするので、とても効果的です。

経験の豊富な講師たちはきっと「手を動かして書くことが大事なんです」とおっしゃると思いますし、確かにその点は私も同感です。しかし今、文部科学省が教育で求めている「思考力」「判断力」「表現力」という点を養うという観点では、自身で思考する・判断する・表現する力を養うことが大事で、医学部の入試でもその観点がとても求められます。そんな点でも板書をする必要が無くなる電子黒板は必要不可欠なのです。

他にもチョークの資源・枯渇問題というSDGs観点や講師の授業準備負担が軽減できる点など、電子黒板の導入による利点は多く、導入を決定しました。駿台梅田校には、従来のチョークを使う黒板は1つも置いていません。これからの新しい予備校のカタチとして決断しました。

講師の板書時間と生徒のノート書き取り時間を解消させる。

電子黒板を扱う業者は多い中で、『ミライタッチ』に決めた理由は何ですか?

実は10社以上から見積もりを取ったのですが、一番説明が分かりやすく、営業担当や技術者の対応がスムーズで誠実なのが、さつきさんでした。専門性の高さと安心感が大きく、それも決め手になりました。また、駿台梅田校がこれから目指す授業スタイルに『ミライタッチ』がいちばんフィットしていたんです。

特に気に入っているのが、「書画カメラ」です。『ミライタッチ』に内蔵されたカメラを使うことで、教科書や参考書などのテキストや資料を電子黒板に投影することができます。投影した教科書にそのまま書き込むこともできて、とても便利です。英語の講師であれば、これまでその都度、黒板に英文を書かないといけなかったですし、講師が書いている時間の間、生徒は待つしかなかった。それが解消されるので、これまで書いていた時間を生徒の指導時間に当てられるようになる。経験上、生徒が成績に伸び悩んでいる時、「どこが分からないのか、が自覚できていない」のが大きな理由だと思っています。電子黒板を利用して、生徒と向き合う時間を増やすことで、それを解決したい考えです。

実際に『ミライタッチ』を利用してみて、いかがでしたか?

現在は、開校イベントや体験授業で使用しているのですが、講師たちの反響は大きいです。以前の黒板であれば、黒板として使える画角範囲が決まっており、黒板が一杯になれば、その都度黒板消しで消さないとダメでした。その作業時間もかかりますし、チョークの粉が舞って教室を汚して掃除の時間も発生します。その点で考えれば、電子黒板は消さなくてもいいという大きなメリットがあります。以前に講師が書いた内容を再度説明する場合は、電子黒板の画面をスライドさせれば、以前の黒板内容に戻れるので、教える立場としてはとても便利です。授業準備も減るため、負担もなくなりました。

あと、画面がとても綺麗で見やすいのが良いですね。後ろの席でも見やすいです。画面の一部分を大きく拡大することも簡単なので、それも便利ですね。電子黒板と講師のPCをつないで授業に関連するイメージ図や絵を瞬時に映せるので、生徒たちの理解も早いと思います。ミライタッチには授業が終わった後にQRコードを表示して、そこにアクセスすることで電子黒板の内容を後から確認できる機能もあるので、とても便利です。

電子黒板を使うことで、講師の板書時間や生徒のノートへの書き取り時間の不要な部分を解消できるようになります。そうすることで、生徒はノートをとる作業にとらわれることなく講師の説明に集中でき、ムダな時間を省くことで演習への時間を大きく増やすことが可能に。一人ひとりの生徒に課題に向き合う時間が増えることで、理想の授業ができるようになります。

ミライタッチで実現できる、学びの最先端。

駿台梅田校ならではのミライタッチの使い方を教えてください。

当校ならではの取り組みだと思うのですが、高卒生には1人1台タブレット端末を貸与しています。授業中に電子黒板と連動させてミラーリングをすることで、講師が黒板に書く内容を、生徒たちのタブレット端末にオンタイムで映すことが可能です。実は、これが駿台梅田校でやりたかったことでもあるのです。

授業内では、講義で習ったことを復習する確認演習の時間があります。従来であれば、プリントを配布して生徒たちにやってもらっていたのですが、ミライタッチを使えば、書画カメラで問題を投影させて、各自が自身のタブレット端末で演習に挑むことができます。生徒たちに解いてもらっているときには、講師は生徒たちの間をまわって解答状況を確認することも可能。分からなさそうにしている生徒がいれば、教えてあげることができますし、演習時間が終わったら生徒たち全員の解答を集めて確認し、全員の理解状況をオンタイムで把握することができます。こんな授業が実現できたら、学習効率がアップすると思いませんか?それをすべて可能にするのが、ミライタッチなんです。

駿台予備校では既にデジタル教科書を導入していますし、電子黒板と貸与するタブレットを利用することで、デジタルに学べる環境はますます進化していくことでしょう。他の予備校でここまで行っているところはないと思います。私たちが、学びの最先端を走る事により、生徒たちにとって学びやすい学習環境、学習指導を提供する事が出来、生徒の学力を伸ばす。その基軸の機器となるのは、ミライタッチに間違いありません。