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CASE STUDY

“正解を決めない”使い方で、
子どもたちの新しい発想を次々と引き出す電子黒板

宗教法人鹿島大神 鹿島田幼稚園

導入機器

ミライタッチ Xシリーズ M65CE3XE

お話を伺った方

教務主事

小泉 匡史 様

これまで園内にあったのは、投影用の大型モニターのみ。デジタル機器が普及するなか、子ども・職員・保護者の誰もが直感的かつ柔軟に扱えるツールを導入し、教育の可能性をさらに広げたいという想いがあった。
電子黒板「ミライタッチ」を導入。園児のお絵描きやダンス練習、さらには保護者向け説明会での資料提示など、さまざまなシーンで活用が広がっている。
ミライタッチの用途を敢えて限定しないことで、子どもたち自らが「どう使おう?」と考えるようになり、発想力の育成に繋がっている。また先生も、保育に使うツールの選択肢が増えたことで、先生たち一人ひとりが理想とする教育を形にしやすくなった。

神奈川県川崎市の「鹿島大神」境内に園舎を構える鹿島田幼稚園。四季折々の表情を見せる桜や銀杏の木々に囲まれ、広い園庭には子どもたちの元気な声が響く、豊かな環境です。2022年度からは「幼稚園型認定こども園」へと移行し、より幅広い年齢の子どもたちを育む場所へと進化を遂げました。

同園がさらなる運営の充実を目指して2024年に導入したのが、電子黒板「ミライタッチ」です。伝統ある学び舎で、ミライタッチはどのように現場へ浸透し、どのような変化をもたらしたのでしょうか。教務主事の小泉様にお話を伺いました。

子ども・保護者・職員の全員が幸せになれる幼稚園


鹿島田幼稚園 教務主事 小泉 匡史 様

まずは、鹿島田幼稚園について詳しく教えてください。

当園は長く幼稚園として運営してきましたが、地域のニーズにお応えする形で、2022年度より「幼稚園型認定こども園」へと移行しました。

私たちが何より大切にしているのは「乳幼児期こそが、その後の人格形成の基盤をつくる最も重要な時期である」という視点です。特に注力しているのが、相手を思いやる心を育むこと。相手の話に耳を傾け、さまざまな価値観を受け入れられる土壌を耕すことで、卒園後も自ら成長し続けられる力を養いたいと考えています。

また、園の運営におけるモットーは、子ども・保護者・職員の全員が幸せである「三方よし」の環境づくりです。子どもたちを笑顔にするためには、まず周りの大人が幸せでなければならない。その信念のもと、ハード・ソフト両面での環境整備を進めてきました。

たとえば、保護者の声をもとに実現した「15種類の習い事教室」もその一つです。ダンス、スイミング、英会話、ピアノなど、預かり保育の時間内に園内や提携施設で習い事が完結するため、保護者が「幼稚園から習い事の場所まで送迎する」という負担を解消しました。さらに夕方には、園から各家庭までの送迎バスも運行し、忙しいご家庭を多角的にサポートしています。

一方で、職員の働く環境も徹底的に整えています。特に大きな特徴が「常に誰か1人は休みを取っている」状態を想定し、通常よりも手厚い人員配置を行っていることです。この業界は離職率の高さが課題と言われますが、気兼ねなく休暇を取れる働きやすい環境だからか、直近3年間の職員定着率はありがたいことに100%を維持しています。心のゆとりが、質の高い保育、そして子どもたちへの深い愛情にもつながっているのです。

職員の意思や直感で自由に使える、柔軟な教育ツール

ミライタッチを導入した背景について教えてください。

子どもたちの人間性を豊かに育むためには、まず身近な大人である職員や保護者が共に学び、成長し続けなければいけません。その一環として、私たちはデジタルツールの積極的な活用を模索していました。即座な情報共有など、便利なテクノロジーの活用が当たり前となっている今、園の運営においてもその力を利用するべきだと考えていたんです。

そんな折、教育関連の展示会で出会ったのがミライタッチでした。正直なところ、導入前に「この機能が絶対に必要」といった細かな条件があったわけではありません。私たちが求めていたのは、その時々の状況に応じて、誰もが柔軟に使いこなせるツール。スマートフォンやPCのように、個人の意思や直感で自由に使えるミライタッチは、まさに私たちの理想そのものだったため、すぐに導入を決断しましたね。

導入後、子どもたちや職員の皆さんからどんな反応がありましたか?

今までは、投影用のモニターしかなかったため、導入直後は「すごい機械が来た!」という声があがっていました。お迎えに来られた保護者の方々も、子どもたちが自在にミライタッチを操作する姿を見て「こんな最先端のツールを使うんですね」と驚かれていましたね。

デジタル機器の端末操作に抵抗がない職員は、すぐに自ら触って使い方をマスターしようと意欲的です。ただ、園としては「今すぐ全員が使いこなすべき」とは考えていません。職員一人ひとりが自分のペースで向き合い、日々の保育のなかで、それぞれの良きタイミングで自分に合った活用法をじっくりと見つけてほしいと思っています。

ミライタッチを通して、子どもたちの発想が次々と芽生える

ミライタッチをどのように活用していますか?

子どもから職員まで、幅広い使い方をしています。子どもたちは自由な発想でお絵描きを楽しんだり、映像を投影してダンスの練習に励んだり。紙とは違って制限なく新しいページを追加できるので、最初は「自由にお絵描きができる!」と大興奮でした(笑)。

また職員も、子どもたちの学びを深める活動の時間はもちろん、保護者会での資料投影など、多角的に活用しています。

さらに週末は、地域貢献の一環として園庭を他の保育園や教室へ貸し出すことがあるのですが、その際は「ミライタッチ」も無料で開放しています。イベント時の映像投影などで活用されており、園内だけでなく地域の方々にもその良さがじわじわと広まっているようです。

導入後、子どもたちにはどのような変化がありましたか?

「ミライタッチ」があることで、子どもたちの中に新しい発想が次々と芽生えているのを感じます。

たとえば、先ほど「子どもたちがダンスの練習に使っている」と話しましたが、実はこれも園児自らの発案によるものでした。発表会に向けて練習を重ねるなかで、子どもたちの口から「自分たちがどう踊っているか、客観的に見直したい」という声が上がったんです。すると、ある年長さんが「自分たちを動画で撮って、この大きな画面(ミライタッチ)に映せばいいんじゃない?」とアイデアを出してくれました。

大人が使い方を決めつけるのではなく、活用の余白を残しておく。すると子どもたちは、大人よりもずっと柔軟な発想で「今あるものをどう活かすか」を考え始めるんです。ミライタッチは、子どもたちの創造力や発想力を養うための、良いアシスタントになってくれていると感じます。

先生方の反応はいかがでしょうか?

子どもたちに向けた「学びの時間」でも、ツールの選択肢が増えたことで、先生たちが考えたアイデアを形にしやすくなったようです。

たとえば、フルーツについて教える時間を持ちたいとき。これまでは写真をプリントしたり、図鑑や本を探したり…と、事前準備には手間がかかるものでした。それが今では、ミライタッチにインストールされたデジタル教材をパッと開くだけで、すぐにスタートできます。思い立った瞬間にすぐ実践できるようになったことで、先生たちの心理的なストレスも確実に軽減されているはずです。またその分、子どもたちと向き合う時間をより大切にできているのではないかと思います。

大きな可能性を秘めたツールだからこそ、使い道は縛らない

今後、ミライタッチをどのように活用していきたいですか?

「特定のシーンでこんな風に使いたい」というよりは、子どもたち、職員、保護者、地域の方々など、園に関わるすべての人の日常に溶け込むツールとして、もっと深く浸透していけばいいなと思います。

ミライタッチは、使い方次第では職員の業務効率を飛躍的に高めたり、子どもたちに深い学びを与えたり、保護者の悩みを解決したりすることができる、大きな可能性を秘めたツールだと確信しています。

導入を決めたときもそうでしたが、これからも使い道を縛るつもりはありません。みんなで自由に向き合い、驚きや発見を楽しみながら、ミライタッチのより良い活用方法を共に模索し続けていきたいですね。そんなスタンスで向き合うことが、今では想像できないような新しい活用法と効果を生み出すと私は信じています。ミライタッチにはそんな可能性が無限にあるんじゃないでしょうか。