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導入事例 CASE STUDY
教材作りの手間を削減し、子どもと向き合う時間を取り戻す。
ーー 電子黒板 ✕ モバイルディスプレイが変えた保育現場
社会福祉法人 千草会 幼保連携型認定こども園 てまりこども園
導入機器
MIRAI TOUCH Xシリーズ「CE3X」 モバイルタッチディスプレイ「ミライタッチムーブ」
お話を伺った方
園長
近藤 修功 様
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- こどもたちの個性や社会性を育む、「自律」をキーワードとした保育を行っている同園。「リトミック」や「英語」「お茶のお稽古」など、子どもの知的好奇心を刺激する遊びや教育を積極的に取り入れている。ミライタッチ導入前は、子どもたちに使う教材を職員が模造紙で手作りをすることも多く、職員の業務負担の大きさが課題となっていた。
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- 電子黒板「ミライタッチ」、モバイルタッチディスプレイ「ミライタッチムーブ」を導入。教材の電子化はもちろんのこと、絵本の読み聞かせや保護者に向けた電子案内板など幅広い用途で活用している。
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- これまで教材作りにかかっていた労力や時間が大幅に削減され、職員の負担が軽減。その分、子どもたちと向き合う時間をより多く確保できるようになった。

広島県福山市にて1980年の開園以来、40年以上にわたり子どもたちの成長を見守ってきた、てまりこども園。「てまりを作る1本1本の糸のように、子どもたちが個性を発揮しつつ、ひとつの集団としてまとまり、美しく調和できるように」との願いから、その名前がつけられました。
そんな同園が、「子どもたちが笑顔でのびのびと過ごせる園を作るには、まず職員が笑顔で働ける環境でなければならない」という考えから導入したのが、電子黒板「ミライタッチ」とモバイルタッチディスプレイ「ミライタッチムーブ」です。
導入後、同園にはどのような変化が起きたのでしょうか。大手総合スーパーマーケットチェーンで店舗運営と海外赴任を経験し、2017年にてまりこども園に着任後、さまざまな改革を進めてきた園長の近藤 修功 様に、詳しいお話を伺いました。
子ども自身の発想を大切に。
自律心を育てる賑やかで自由な園内環境

▼てまりこども園 園長 近藤 修功 様
てまりこども園の特徴や方針について教えてください。
当園は、1980年の開園当時から「自律」をキーワードとした保育を行っています。社会の中で健やかに生きていけるように、自ら立って歩く「自立心」と自らを律する「自律心」を育んでいく、というのが当園の方針です。
とはいえ、私たちは子どもたちに急成長を求めるわけではありません。立派な花を咲かせたり、幹を太くしたりするには「根っこ」がとても大切ですよね。将来どんな実がなるかは分からなくても、丁寧に土を耕して、水をやって、たくさんの栄養を与えれば、着実に根っこは伸びていく。そんな想いを持って、子どもたち自身の考えや個性を大切にする保育を心がけています。
たとえばみんなで動物園へ行ったとき、当園の職員は「ゾウさんは鼻が長いね」なんて言葉をかけることはありません。ゾウがどう見えるかはその子次第で、もしかしたら鼻よりも尻尾が気になったり、胴体の色に目が行ったりする子がいるかもしれませんよね。大人から答えを与えるのではなく、その子の中にある答えに、まず耳を傾ける。それが当園のやり方なんです。

▼園内には、若手アーティストによるオリジナル絵画が多数飾られている
また、一般的な園では「子どもたちの気が散らないように」と、園内を整理整頓し、不要なものは置かないようにすることが多いと思います。しかし当園では、「子どもたちの選択肢を一つでも広げたい」という思いから、あえて園内をとても賑やかにしています。
例えば、子どもたちの注目を集める“玄関の絵”は毎週必ず掛け替えたり、大きな水槽で熱帯魚を飼育したり。他にも光の加減で虹色に光るブラインドカーテンや、多種多様な絵本とおもちゃを用意したり……。大人が与える枠組みの中だけでなく、子どもたち自身の自由な発想で、思い切り遊びを楽しんでほしいんです。

職員がもっと笑顔で働ける園にしたい。
ミライタッチで働き方改革

ミライタッチを導入した経緯をお聞かせいただけますか?
当園では、職員の働き方改善を積極的に進めています。有給休暇の取得を必須にして定期的に消化を促したり、残業せず定時で出退勤する風土を作ったり…など、年次や役職に関わらず、どの職員にとっても居心地のいい環境を整えているところです。
その一環として取り入れたのが、電子黒板のミライタッチでした。当園では、自律を促す保育の一つとして、リトミック(音楽を身体で感じて表現する音楽教育)を導入していますが、その時に使う楽譜や教材はこれまで模造紙で手作りしていたんですね。ただ、やはり毎度紙を切り貼りしたり、手書きで文字を書いたりするのはとても大変で、職員に大きな負担がかかっていたんです。リトミックだけでなく、他の保育でも子どもたちのことを思えば思うほど、職員の負担が増えてしまうことも多かった。そこで、「ICTの力で、もっと簡単に教材作りができないか?」と考え、ミライタッチを導入することにしました。
導入の際は、職員の方々からどんな反応がありましたか?
正直にお話しすると、最初は「保育にデジタル機器ってどうなの?」「やっぱり教材は手作りがいいよね」という戸惑いの声もありました。その気持ちもすごくよく分かります。ですが私は、手作りにこだわるあまり、先生たちが忙しさで笑顔を失ってしまうのは本末転倒だな、と思ったんです。ミライタッチがあれば、絶対に職員の皆さんの仕事がラクになると確信していたので、思い切って導入を決めました。
導入後は狙い通り、準備の時間がグッと減って、職員からも「本当にラクになりました!」と嬉しい声があがっています。先生が笑顔になれない園では、子どもたちも笑顔になれない。私はそう考えているので、まずは先生たちが楽しく働ける環境づくりを、これからも大切にしていきたいですね。
教材作りからイベント案内まで。
ミライタッチを使わない日はありません

ミライタッチをどのように活用していますか?
特によく活用しているのはリトミックですね。リトミックでは子どもたちに楽譜を見せながら演奏をする機会が多く、以前は大きな模造紙に譜面を手書きしていました。ミライタッチなら、曲に合わせて演奏する箇所の楽譜だけを大きな画面で映せるので、子どもたちも「今どこを演奏しているのか」と、迷うことがなくなりました。

また、これまでの模造紙だと、子どもたちの学びの進行状況に応じて「この部分の演奏は、指が難しそうだな」と、音階を変える必要が生じた際に、模造紙を切り貼りして音符を貼り替えるという作業も発生していました。それが今では、ミライタッチをササッと操作するだけで簡単に楽譜を作成できます。特定の音符に色をつけたり、音階を変更したりするのもスムーズで、職員は非常に助かっているようです。
大画面に楽譜を表示できるようになったことで、「どの音符を見ればいいのか」がひと目で分かるようになりました。子どもたちの理解を深める上でも、良い影響を与えられていると感じています。

ミライタッチが必要不可欠な存在となっているんですね。
はい、もう手放せないですね(笑)。
定期的に開催している発表会や参観日でも、必ずミライタッチの出番があります。発表内容の補足情報を映したり、保護者の皆様に向けてインフォメーションを流したり……。とにかく画面がとても大きくて画質も綺麗なので、後ろの席に座っている保護者の皆様にまでしっかり情報を届けることができます。
小回りが利くから、園内で大活躍!
スマホのように使える「ミライタッチムーブ」

バッテリー内蔵のタッチディスプレイ「ミライタッチムーブ」も導入されているんですよね。
そうですね。職員からのミライタッチの反響が大きく、小型で簡単に持ち運びできる「ミライタッチムーブ」が発売されたことを知り、職員からの「絶対にあったら便利!」という声もあり、導入しました。実際、小回りがきくので、園内の色々な場面で活躍してくれています。
通常時は園の玄関内に設置しており、お子さんを送迎する保護者の方々に向けて「園だより」を表示したり、当園のInstagramを表示させたりしています。ただの掲示装置ではなく、スマートフォンのようなタッチパネル式なので、見たいところをズームしたり、ページをめくったりと、保護者の皆さんは能動的に見てくださるんですよね。
また、絵本の読み聞かせができるアプリをミライタッチムーブにインストールして、頻繁に活用しています。これも職員の業務負担を軽減させる一助となっていますね。子どもたちにも違和感なく受け入れられています。導入して本当に大正解でした!

今後、ミライタッチやミライタッチムーブをどのように活用していきたいですか?
ミライタッチは作りがとても頑丈なので、今後は職員や保護者だけでなく、子どもたち自身が今以上に主体的に使えるような、身近なツールにできたらなと考えています。
ミライタッチやムーブなら、紙やクレヨンの消費量を気にすることなく、いくらでも自由にお絵描きをさせてあげられます。思い思いの色使いで描かれた子どもたちの絵を、みんなでワイワイ見せ合いながら楽しめるような、そんな賑やかな風景が今からとても楽しみです。本当に可能性が無限にあるツールだと思うので、これからも新しい使い方をたくさん見つけていきたいですね。
